よくお話を伺い、親切に丁寧に説明し、一緒に考えます。
樹木医がお客様の話をよく伺い、状況を確認したあとは、丁寧にわかりやすく親切に説明します。そして、どうするのかを一緒に考えます。そうやって、木の治療を始めます。
木の診断・治療のほか、土壌調査、危険木の診断、松くい虫の予防対策、桜の管理、環境教育、お庭の管理を樹木医としていたします。例えば、こんな理由でご相談をいただいております。
- 代々からの木が弱ってきたので心配。
- ご神木や地域の大事な木が弱ってきた。
- 空洞や腐りがあって、どうしてよいかわからない。
- 緑を大事にして企業イメージを高めたい。
- 大きくなりすぎてどう管理したらいいかわからない。
小さな木でも大切な木であれば、真剣に向き合います。木に大きさは関係ないです。植木鉢の木でも大切なものであればご相談ください。
樹木医 松井裕之
一級造園施工管理技士、一級土木施工管理技士、農薬管理指導士、街路樹剪定士
日本樹木医会
やましろ環境教育ネットワーク(副会長)
京都府地球温暖化防止活動推進員
京都府環境審議会審議員(h23〜h25)
NPO グリーンネットワーク宇治
㈱まつい樹木メンテナンス樹木医事務所
㈱まつい樹木メンテナンス 代表取締役
樹木医の木の診断と治療
助けてあげたい木があればご相談ください!
ご家庭の庭木、学校や法人様のシンボルツリー、神社やお寺の御神木、自治体様の保存木など年々枯れた枝が目立ってきたとか、キノコがいっぱいついてきたとか、大切にしている木が心配な方はご連絡ください。樹木医が駆け付け、現場を確認しながらお話をよく伺います。そして、その木とどう付き合ったらいいのか一緒に考えましょう。
桜の治療 京都府宇治市
京都府宇治市にある宇治市植物公園の枝垂れ桜です。年々枯れ枝も多くなり、花もだんだん減ってきた、とご相談を受けました。弱った枝垂れ桜を満開の桜にしたい。お客さんがたくさん集まるような立派な桜にしたいと、思いを聞きました。
松の治療 愛知県名古屋市
愛知県名古屋市です。松の葉ががどんどん黄色くなるので枯れてしまうのか心配であると、ご相談をいただきました。原因の1つに除草剤の使用があるとわかりました。除草剤は松によく効いてしまします。代々からの松で枯らしたくないとうい思いを聞きました。
松の治療 愛知県名古屋市
御神木の治療 和歌山県橋本市
和歌山県橋本市にあるシラカシです。枝の先々が急に枯れてきて心配であるとご相談をいただきました。立派な御神木で枯らすわけにはいけません。
小さな木でも大切な木はご相談ください。
大切な木に大きさは関係ありません。大切な木と真剣に向き合います。
植木鉢の桜の治療 大阪府高槻市
大阪府高槻市で植木鉢で育てられている桜です。一斉に落葉して心配になったとご相談いただきました。
桜の治療 香川県さぬき市
香川県さぬき市です。高さ3m程度の御殿場桜という桜です。大枝が枯れて心配というご相談です。
桜が咲かない。にご相談受付!
「桜が咲かない。」「桜の花が年々減っている。」とのご相談を受け付けています。
樹木医が親身にお話を伺います。
弊社「桜のホームページ」をご覧ください。👇
http://sakura-rarara.com/sakura-hanaganai.html
危険木の診断
危険木というのは、その木が倒れることで人や物を傷つける可能性の高い木のことです。街路樹できが倒れると車がした下敷きになったり、歩いている人がけがをしたりします。また、道沿いのお家のフェンスが痛んだりするかもしれません。幼稚園で、木が倒れたらどうなるでしょう?子供がけがをしたり、あるいはもっと深刻なことも考えられます。
危険木の診断は、このようになる可能性の高い木を発見していく作業です。
打診による検査
京都府宇治市の街路樹で、このクヌギは宇治市の保存木です。観光客が多いことから、危険木の診断の依頼がありました。写真は、木槌による打診の検査の様子です。
精密検査
京都市にある幼稚園の桜です。キノコが根元から出てきたことで、危険木の診断をしています。幼稚園という場所がら、危険木の検査は重要です。レジストグラフという機械で精密検査をしています。
樹木医による土壌調査・植栽基盤調査
土壌調査・植栽基盤調査
緑地やお庭の木が調子が良くないという場合、土壌が原因であることが多いです。土壌に原因があるといっても色々あります。透水性(水はけ)が悪いとか、アルカリ性が強いとか、良い土の層が薄すぎる等です。土壌調査や植栽基盤調査は土壌や土壌の層を詳しく調べ、植栽にとってどのような土壌なのかを調べる調査です。この結果を基に具体的な改善策を考えます。
透水試験
土壌の透水性を調べる試験です。長谷川式簡易現場透水試験器という試験器を使っています。
土壌硬度試験
土壌の硬さを調べる試験です。山中式土壌硬度計を使って調べています。
植栽計画・植栽基盤計画
新たに緑地を造る場合、その緑地で木を健全に育てるには、土づくり、植栽基盤は重要です。時には、土壌調査植栽基盤調査をしてから、植栽計画、植栽基盤計画を作る入念さが必要です。
松くい虫の予防対策
下の写真は松くい虫の被害を受けて枯れてしまった松です。
よく「松くい虫が松を枯らした」という言い方をしますが、「松くい虫」という虫はいません。本当のことはマツノザイセンチュウ病という病気で、その病原(犯人)はマツノザイセンチュウという線虫の仲間です。この線虫はマツノマダラカミキリというカミキリの仲間が運び屋さんとなって、病原(犯人)である線虫を松から松へと運び周囲の松に病気をうつします。この病気は伝染病ですの突然病気になって黄色くなります。そして気が付いたときには、もう手の施し様がないのです。唯一できる方法は予防です。それでは、予防の方法を3つ紹介します。
樹幹注入 松くい虫予防
樹幹注入は、よく見かける代表的な松くい虫の予防方法で、効果は5年ほど続きます。幹に穴を空ける方法で、幹を傷つけますので注意が必要です。
土壌灌注 松くい虫予防
土壌灌注は、地土に薬剤を注入することで根から薬剤を吸わせる松くい虫予防の方法です。この方法は、幹を傷つけることはありませんが、予防効果が短く1年となっています。
薬剤散布 松くい虫予防
その他松くい虫予防の方法としては、薬剤散布があります。手頃で簡単な方法ではありますが、1年間に数回散布しなければ予防効果が途切れてしまいます。
幾つかの松くい虫予防の方法を紹介しましたが、場合や状況に応じた方法を採用します。あるいはこれらの方法を組み合わせて予防することがあります。
樹木医の桜の管理
桜は、色々な人生の節目に登場します。入園式、卒業式、新入社員歓迎、彼女とのデートなど。桜は、こういった思い出を滲ませてくれます。桜を見るといろいろな思い出や感情がこみ上げてきますね。そして、桜以上にキレイな桜に見えるのだと思っています。
ところで、桜はよく寿命が60年と言われることがあります。確かに、50年を過ぎるぐらいから徐々に老木のようになってきて衰えを感じる桜は多いです。でも、適切に管理し、手をかけてやれば、桜はずいぶん長生きするものです。弊社では、樹木医が桜を診断し、その桜に合った管理計画を立て、管理作業を実施します。もちろん、危険木、危険枝の管理もしていきます。
桜の管理 京都市祇園白川
桜の管理 京都府宇治市幼稚園
貴重木・大木の移植
樹木医による困難な移植
大木・古木の移植は非常に困難です。大木の移植は、非常に大きくなった根を切らなければ移植できません。古木は、樹勢が弱っている場合が多く、移植のダメージで枯れる可能性が高くなります。貴重木は文字の通りかけがえのない貴重な木ですので失敗はできません。
こういった移植困難な木は、在籍する樹木医によって、移植の計画を立て、実施します。状況や現場に合わせた計画を考えます。大木・貴重木・古木の移植を考えなければならない方は、ご相談ください。
貴重木・老木移植
もともと木の勢いが弱かったマキです。絶対に枯らしたくないというお客様のご希望で、移植に3年かけました。根回しという準備作業をしながらじっくりと移植作業をしました。写真は、エアースコップという道具を使っているところです。木のダメージをやわらげます。樹木医による移植計画と経過観察をしての移植です。
樹木医のお庭の管理
樹木医の知識 × 職人の技 ⇒ お庭管理
樹木医の持つ知識や経験と植木職人の持つ技術や精神性を合わせたお庭管理です。樹木医がそのお庭にあった管理計画を立て、管理していきます。お客様のご要望やお庭の環境条件、樹種などを考えた管理計画となります。また、庭木の健康状態を確認し、問題のある庭木に対しては、メンテナンスや治療で対処していきます。
樹木医のお庭の管理 京都市お寺様
京都市のお寺様でのお庭の年間管理です。時期に合わせた剪定、草引き、薬剤の散布、施肥。問題のある庭木には適切な処置を施します。
そのほか
樹勢調査(単木・並木・森林)
松林、マンションの敷地内の樹木、並木、公共施設内の樹木の樹勢調査をいたします。危険木の診断、土壌診断も併せていたします。必要な場合は、調査結果をうけて意見所などの作成をします。
緑地調査 京都府宇治市
京都府宇治市で緑地の樹勢調査をしました。樹勢調査のほかに、危険木の診断、土壌調査も実施し、今後の緑地管理についての意見書を提出しました。
松林の調査 岐阜県
岐阜県の千本松原での松林の樹林を調査しました。カワウの被害などで劣ってきた松林の樹勢調査です。土壌調査も実施しました。
ナラ枯れ対策
ナラ枯れは、カシナガキクイムシというキクイムシによって病原が運ばれます。そして、クヌギやカシなどを枯らしていきます。ナラ枯れの対策は予防が基本です。対策は例えば、
- 伐倒駆除 伐採する。
- ビニール被覆
- 誘引剤の使用
- 樹幹注入
- コート剤の塗布
などです。
ビニール被覆 ナラ枯れ対策
誘引剤 ナラ枯れ対策
樹幹注入 ナラ枯れ対策
クビアカツヤカミキリ対策
クビアカツヤカミキリは、サクラなどに寄生し、樹木を衰弱させ、枯死させる危険性のあるカミキリ虫です。対策は基本的に予防となります。薬剤散布やネットの被覆などがあります。また、すでに被害を受けられた場合もご相談ください。
クビアカツヤカミキリ予防対策
クビアカツヤカミキリ予防対策
(参考動画)
クビアカツヤカミキリ予防対策
環境教育
植樹教室をするなど木のことや緑の大切さを伝えます。
診断・治療の流れ
1 メールかお電話をいただく
メールかお電話をください。
2 現地の診断
診断は有料です。実費と交通費程度をいただいております。金額は連絡時にお問い合わせください。
3 (必要な場合)治療やメンテナンス
治療やメンテナンスは、診断時にその内容をお伝えします。かかる費用は見積いたします。
連絡先
株式会社まつい樹木メンテナンス
メール mailto:tree-doctor.matui@nike.eonet.ne.jp
参考HP
樹木医のページ⇒ http://www.matui-jyumokui.com/
桜に関するHP⇒ http://sakura-rarara.com/
対応地域
京都府、大阪府、奈良県、滋賀県、三重県、岐阜県、愛知県、和歌山県、兵庫県、徳島県、香川県
そのほか全国。(福岡市、出雲市、世田谷区、仙台市も実績があります。)